主語が「自分(達)」であることに、気づきやすい場面設定
- Senshu Harvest
- 2024年12月1日
- 読了時間: 2分
やってきました、秋の京都。スーパーハイシーズン真っ盛りの京都は、人の壁の隙間から、紅葉が見えるような、とんでもない状況です。自分が90年代に学生として京都で過ごしていた時は、修学旅行生が京都から激減して、どこの観光地も閑散としていたのを記憶しています。あれから20数年、マーケティングが成功したのか、SNSの力なのか、京都の魅力に人が吸い付けられています。みんながこれほど熱中するような、学びに向かう姿勢を育む場面設定ができれば・・・というようなことを考えて、人波におぼれそうになりながら、途中の東福寺で美しい紅葉を撮影して、何とか会場の日吉ケ丘高校にたどり着きました。さて、今日はどんな深い学びがあるか、ワクワクしながら坂道を上りました。

前回からお世話になっている京都市立日吉ケ丘高等学校の英語村、部屋を見渡せば英語を使いたくなるような工夫があちこちになされています。目的場面状況にあわせて、使っていく環境づくりがやはり一番大切だと再確認しました。いつもお世話になり本当にありがとうございます。

中高小の素晴らしい発表が続いた後は、京都支部の御家芸、アウトプットからのフィードバックと、まるで学びのアミューズメントパークでした。発表やグループワークの根っことなっているのは、主語が『自分(達)』であること、与えられるのではなく取りに行きたくなる場面設定です。自分の学び(人生)を自分でかじ取りできるようになってほしい・・・全ての発表や活動の仕掛けからも、そのような熱い気持ちを肌で感じることができました。発表者はみんなそれぞれ守備範囲は違えども、仲間と共に歩む難しさと楽しさを全力で伝えてくれ、会場に集まった人たちもそれを受けて、あちこちで炎のようなアウトプットが・・・これこそが『自分事』ですよね。主語が自分(達)であるという事に気が付きやすい場面設定、それが特別な事ではなく日常の習慣となれば、体質は緩やかに変わって行く、そんな確信を持つことができるセミナーでした。

先週と同じく、この日も楽しい時間はいつもあっという間に過ぎていきます。今回参加して下さった皆さん、そして素敵なホスピタリティで迎えてくれた京都支部の皆様、本当にありがとうございました。さあ、今年最後のビッグイベント、Winter Session 2024に向けて、みんなでラストスパートしたいと思います!

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