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Harvest Project of Kansai


秋の京都のAIあふれる単元デザイン
秋の京都といえば「紅葉」。会場近くにも多くの観光客が訪れる晩秋の日曜日、Harvest第8回京都支部研究会が開かれました。 今回の研究会は、大阪教育大学附属池田中学校の中田未来先生が『生成AIを活用したライティング活動』についてご発表くださいました。生成AIの利点である、一人ひとりにフィードバックが丁寧にできるという部分を生かし、生徒のライティング力を伸ばす実践でした。印象的であったのは、生成AIも教師も答えを言うのではなく「答えに結び付くヒントを少しずつ出す」ということでした。とはいえ、まだまだ生成AIも気まぐれであり、生徒との対話で的外れなことを発信するとのこと。その部分では、やはり教師の方が優位だと感じました。つまり、教師だからこそ言えるコメントがあるということです。一方で、AIを活用した指導は、今後私たち英語教師が身に付けていかなければいけない部分になると学ばせていただきました。 2人目の発表者は我らが京都支部支部長、坂上渉先生の登場。『生徒の学びがつながり、自己表現が楽しくなる単元デザイン』についてご発表いただきました。「いやです、前で
4 日前


春日野の 寒気感ぜず 寒気の候
灼熱の時期に行われた前回の奈良支部会とは一転、今回は肌寒さを感じる霜月の終わりにハーベスト奈良支部が奈良教育大学にて開催されました。また「元気の出る!奈良教育勉強会」の記念すべき第20回の開催を兼ねており、基調講演者として、芳田亮介支部長の恩師でいらっしゃる、富山大学教授の岡崎浩幸教授が来寧(※奈良の言葉で、他府県から奈良に来訪すること)されました。英語教育への熱意と愛情で溢れる温かい御講演から、師走も近づく時期でありながら、会場内では寒さを感じない雰囲気でのご講演内容でした。 『読むだけで終わらせない!“やり取り・書くこと”につながる単元タスク』という題目で、主に単元末タスクについてのお話をされました。冗談やオフレコも含め、終始楽しい時間となりました。英語のディベートやリティングの活動は本当に意義ある活動になっているのか、英語を使って何ができるようになるのかではなく、どんな人になれるのかといった人を育てるという観点は、先日全英連で拝聴した、Can-doではなく、Can-be(何ができるのではなく、どんな人になれるのか)」という加賀田哲也先生の講
5 日前


教師の『探究チューニング』ミートアップ
北大阪支部・オンラインホームパーティーレポート(画像は 軽井沢風越学園のサイト より) 11月26日(水)に「教師の『探究チューニング』ミートアップ」を開催しました。本イベントは、探究の実践者が抱える言語化しきれない「モヤ」を、参加者同士の対話を通じてクリアにしていくことを目的とし、当日は非常に熱量の高い協働的な学びの場となりました。参加者全員での対話を通じ、組織の課題に向き合いながらも英語教育のプロとして自己研鑽を続ける重要性と向き合うことができました。 発表者の先生からは「探究活動はプロジェクト自体が単独であっても、そばで視点をくれる他者がいることで世界観が広がる」という深い気づきを共有いただきました。思考を紡ぐ営みそのものが協働的なプロセスであるという実感。そして、「教室の中に対話文化を育て、創造性やリーダーシップを自然に育める活動をデザインしたい」という具体的なアクションも宣言されました。参加者一人ひとりの視点が互いの「問いの輪郭」を鮮明にする、まさにチューニングの時間となりました。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!
6 日前
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