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パネリスト紹介4 神野学先生

近畿大学附属高校で地歴公民科と英語科を担当している神野と申します。この度は、登壇者として不肖私をご指名いただき、ありがたい限りです。イベントにおいては、皆さまどうぞ、よろしくお願いいたします。


私の勤める近畿大学附属高等学校は、2013年に全国の学校に先駆けて1人1台のiPad環境を導入しました。たまたまその一期生の担任をした私は、まだまだ活用事例が殆ど無い状況の中で、ご家庭に負担をいただきながら導入したこのiPadをなんとか活用できないものかと、試行錯誤の日々を過ごすこととなりました。そんな中で「SAMRモデル」の1つ1つの段階を自然と昇っていきながら、生徒の主体性に委ねた授業スタイルとなっていったように思います。(そのあたりの試行錯誤については、こちらの動画をご覧ください)


では、GIGAスクール構想で、全国の学校が自然と、自律的な学習者を生む環境になるかというと、決してそのように思いません。下のの画像をご覧ください。1969年の少年誌に載せられた学校の未来予想図です。ICTは、実は、生徒をより管理することにも活用可能なツールです。実際、私は様々な学校の授業見学を通じ、そのような教育現場をたくさん見てきました。


子どもたちの将来に関わる教育現場で、教員は、日々強いプレッシャーにさらされています。そんな中で、全国の多くの先生が、やってみたい授業はありつつも、様々な不安からその一歩を踏み出せないのは当然なことです。管理型授業を脱却するために、その手綱を手放すことは、とても勇気のいることです。私が代表を務める「関西21世紀・社会科の会」では、定期的なミーティングにおいて、先生がたの様々な実践を共有し、またより良い社会科授業の姿を「あーでもない、こーでもない」と議論する中で、先生がたが新しいチャレンジをすることの背中を押せるような役割ができればと思い、安心・安全な場づくりを目指してきました。今回のセミナーを通じ、自分が取り組んできた実践を共有することはもとより、ご参加いただく先生がたがやってみたいことの背中を押すことができればと思っています。どうぞ、よろしくお願いいたします。


スペシャルイベントのお申し込みは → こちら

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