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デジ教ものがたり その1

早稲田大阪高等学校の米田謙三先生が主宰されている、デジタル教材勉強会で多くの仲間たちと出会いました。実はその時の仲間たちがHarvest運営のコアメンバーにもなっているので、この勉強会とHarvestは兄弟のような関係なのです。さて、2年前に引き続き共同開催となった今回は、Harvestからたくさんのスタッフが参加者や発表者として参画いたします。この「デジ教ものがたり」では、今回Harvestから手を挙げてくれて、発表してくれる方々にスポットを当てて、発表内容やそれに対する思いを共有してもらおうと思います。デジ教は完全ハイフレックスなので、日本中どこからでも無料で視聴可能です(要申込)。みなさん、奮ってご参加ください。


最初に紹介するのは「トミー」こと、大教大平野中の冨藤先生です。彼は泉州Harvest時代から我々のセミナーに足を運んでくれていて、関西規模に大きくなる時に南大阪のスタッフとして合流してくれました。現在では様々な研究会とのパイプ役など、たくさんの役割で活躍してくれています。今回はもうすぐ2期目を迎える公立中学校でのGIGAスクール構想について、トミーならではの切り口でお話をしていただきます。


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中学生がタブレットPCを“学びの道具”にするために

その活用方法とメリット・デメリット


冨藤賢治 大阪教育大学附属平野中学校 英語科 主幹教諭


GIGAスクール構想からはや5年。タブレットPC端末を活用した授業は、今では決してめずらしいものではなくなりました。子どもたちにとって端末は「文房具」のような存在になりつつあります。しかし、スマートフォンの普及が進む中で、タブレットPC端末が本当に子どもたちの学びを深めているのか、あらためて問い直す必要があります。

授業では、ICTの“使用そのものが目的化”してしまう場合もあれば、逆に“トラブルが怖いから使わせない”という声が聞かれることもあります。さらに、端末のメンテナンスや管理、機器の更新など、学校現場で向き合わなければならない課題は少なくありません。

何より大切なのは、子どもたち自身が「タブレットPCで学びがどう深まっていると感じているのか」「使いたくないときはどんなときなのか」といった“当事者の声”を丁寧に拾い上げることです。GIGAスクール構想5年目の今だからこそ見えてきた課題と可能性を共有し、これからのICT活用のあり方を共に考えていきます。


スピーカープロフィール:

京都府綾部市で生まれる。まさに今、学校改革が進んでいる、京都府綾部市立綾部中学校出身!しかし、大阪の大学に進学し、そのまま大阪府で住みつく。大阪府藤井寺市の中学校からスタートし、2校目の転勤で大阪教育大学附属平野中学校へ。英語科として「中学生における音読指導を通したスピーキング能力育成についての研究」、そして学校園としての共同研究では「ユニバーサルデザインにもとづいて「わかる力」「考える力」「使える力」を育む保育・授業づくり」をテーマに、特別支援学校、幼稚園、小学校、高校の先生方とともに実践研究にて関わる機会を持つ。再び、市中学校に戻るとしばらくしてコロナ禍へ突入。その後、市教育委員会勤務時はGIGAスクール構想のもと、1人1台タブレットPC使用促進と、オンラインでの授業づくりについて取り組む。2025年度4月から再び大阪教育大学附属平野中学校へ。

モットーとして「本当に大事なことは目には見えないんだよ」 サン=テグジュペリ


Session 1は無料・Session 2 & 3 は参加費が必要です


ーHarvest Final Session 2025ー

2024年12月20日・27日(土)


-#1 Learning Session- 第32回大会「デジタル教材勉強会」

大阪私学会館・麴町学園女子・ハイフレックス形式


-#2 Get-together Session- 交流・ディスカッション・Harvest解散式

-#3 Fledging Session - Party Time!

関西大学梅田キャンパス & cafenne


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