8月3日、四天王寺大学(あべのハルカスサテライトキャンパス)にて、部活動【大阪英語部会】夏の集会2を行いました。部活動とは、常に開いている Harvest では珍しい、英語科教員招待制イベントというクローズドな活動です。今回は Summer Gathering ということで、DJ2名を中心に、「このゆびとまれ」システムで参加者と発表者を募りました。<悉皆(しっかい)>とは真逆のアプローチの研修会、『花火は外・学びは内』という熱い大阪シティーナイトでした。「ふるえるぞハート!燃えつきるほどヒ───ト!!」折り返し地点に来た部活動、アベノフェスをご報告させていただきます。
今回、お邪魔させていただいたのは、あべのハルカスにある四天王寺大学。「ハルカス」は古語の「晴るかす」に由来しており、この言葉には「人の心を晴れ晴れとさせる」という意味があります。1学期にたまった「モヤ感」を共有し、対話して、次の行動に向けてのタネを集めることができ、心が晴れ晴れとなるようなイベントになりました。今回は教員志望の大学生も参加してくれて、授業やテキストでは学びにくい、濃厚な体験になったと思います。中高大の連携は、部活動の「体質改善」の一環でもありますので、これからも引き続き行っていきたいと思います。
今回は DJ LIVE という新しい形で、DJが踊りだしたらみんなが一緒に踊りたくなるような仕掛けを作りました。いつもの達人たちの華麗な踊りを鑑賞する研修会は、もうおなかいっぱいですので、いかに参加者が踊りだしたくなるかをみんなで考えていただきました。力や圧で指導すれば簡単なのですが、それではいつまでたっても自分事にならないので、自由参加の部活動では強制や矯正はありません。どうすればよりよく共生していくための支援ができるか、
いつもの取りまとめを、アドバイザーの今井先生と柏木先生にお願いしました。英語科だけ、学校だけ、教員だけで考えると、本来の目的地へ向けての視界が曇りがちです。このような形で様々な視点から俯瞰してみてみると、また違った景色が見えてくると思います。本当の意味の「学習者中心」は、指導者が用意するのではなく、学習者が創造していくものだと思います。そのためには、このように教員自身が学習者として、学びを創造していく機会が必要だと思います。我々の強みである、答えを『正しく誰かに見つけてもらう』のではなく、『みんなでなんとか作り出す』活動を、これからも続けて行きたいと思います。
夏のアツい中でのイベント開催にもかかわらず、多くの<部員>が参加してくれました。いよいよ半分終った 部活動【大阪英語部会】ですが、Harvest の原点ともいえる活動ですので、引き続き盛り上げていきたいと思います。駆けつけてくれた皆さん、本当にありがとうございました。
なお、サプライスとして、エジプトとのオンライン中継が行われました。今回の集会に合流する予定だった先生が、現在エジプトに留学中でしたので、オンラインでの登場となりました。世界とつながることができる「言葉」と「テクノロジー」を活用して、若い世代と共に頑張っていきたいと思います。ますます盛り上がっていく【部活動】に、皆さんも合流しませんか?
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